金沢21世紀美術館
連日のガラス集中講義と多くの人と会い、話、食事をして少々ばててきたのですが、山口のガラス工房を池本さんとスタッフに任せて、時間をいただいたので、空いている時間は金沢でしかできない勉強をしようと、今日は金沢21世紀美術館に立ち寄ってみました。
金沢21世紀美術館はあまりにも有名ですから誰もが知っていると思うのですが、「開かれた美術館」をテーマに建設され、それを実行されている美術館です。
実際に足を踏み入れて感じる事は、本当に沢山の人が訪れていることです。そして、市民のボランティアスタッフの方が解説や案内をして文化を伝えている様は、市民と一体となって美術館をつくっている事を感じさせます。また外観や、建築は裏と表が無い円形で公園を思わせる、つい立ち寄りたくなるような解放感があります。
気が付けば、私も毎年必ず金沢21世紀美術館には足を運んでいます。コンセプトに魅せられているファンの一人です。
私も少なからず山陽小野田市のガラス文化に携わっているので、山口のガラス工房に来るお客様には、私が金沢21世紀美術館に感じた、解放感のある良い雰囲気に近づき楽しんでくれるよう努めたいと思いました。
工房に帰ったら、あらためてスタッフに伝えよう!
金沢21世紀美術館 正面は無いと言っても正面玄関。
前の庭は広く解放感があり、多くの現代アートが設置されています。
オラファー・エリアソン作「カラー・アクティヴィティーハウス」 去年までは無かった作品。
皆さんご存じの レアンドロ・エルリッヒ作「スイミング・プール」
コレクション展「目には見えない確かなこと」 奥:パトリック・ブラン「緑の橋」
高嶺 格 ~いい家・よい体~ インスタレーション(設置芸術)作品でした。
なんか子供のころの田舎の古い家を思い出すちょっと怖い感じ(汗)
同時に公開制作も行っている展示会場。
やはり、昔にどこかで観たことのあるような感じにトリップさせる空間でした。