ガラス熔解炉の火入れ

ガラス熔解炉の火入れ
ようやくガラス熔解炉の修繕も終わり、今日は最後の仕上げのペンキ塗り♪
700℃まで耐えられる耐火塗料を丁寧に塗り重ねて化粧直しです。このペンキも1リットルウン万円もする高級品!大切かつ丁寧に仕上げたら早速火入れ式を行いました。
M.Mグラススタジオでは節目に必ず職員皆で火の神様に手を合わせます。見えないものに感謝して、私達の作品作りの根幹であるガラス溶解炉に敬意をはらい、皆のガラス制作が安全に行えるように祈願します。窯の温度は一度1400℃まで上げられ、ガラスの坩堝を焼き締めてから1200℃で1年以上保たれます。1週間もすると、いよいよ吹きガラスやホットワーク作業のスタートです。
どんどんガラス作品を制作していきます♪

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ガラス熔解炉 最後の仕上げのペンキ塗り♪ 新品同様です。(美)

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ガラス熔解炉に火が灯りました♪
ちょっと解り難いのですが、赤く火が着きました。窯の中をこんな風に観れるのはこの時だけ。1400℃まで温度が上がってしまったら、中を覗き込む事はできません。

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ガラス工房スタッフ一同 
火の神様に敬意をはらい
「二礼二拍手一礼」! 
次の坩堝の交換までよろしくお願いいたします。