玄游書展を見に行きました。
毎年、山陽小野田市文化会館で開催されている玄游書展を見に行きました。
私達が小野田にガラス工房を立ち上げた9年前から書道研究玄游会の先生方、そのお弟子さんたちの数多くの作品を拝見させて頂いております。御年輩の方から幼稚園児まで幅広い年齢に様々な思いで字を書き、お習字として書く字、自己表現の作品として書く字、字の成り立ちを考えながら子供たちが自由に書く字。様々な思いで「書」に触れ合っている姿が作品の内から読み取る事が出来ます。
この展覧会を毎年開かれている先生方や関係者皆さん、お弟子さんの気持ちが本当に素晴らしいと思います。この度もありがたい事に矢田照濤先生直々に作品の説明をしていただきました。アートを志す者として表現の素材は違いますが照濤先生の制作談や、墨や筆の素材について、アート全般についてお話しして頂いた事、本当に感謝です。
字は誰の人生にも必ずついてきます。私もいつか自分にしか書けない味のある字を書きたいと思う良い展覧会でした。
矢田照濤先生の作品の前で。書家 矢田照濤先生(中央右)、ガラス作家 西川慎(中央左)、ガラス作家 池本美和(右)、きららガラス未来館 中村憲三副館長(左)
矢田照濤作品
美しいと感じたそのもにはやはり美しいと感じたその場その時が一番調和してゐるのでせう生きた美しさのみが人間の心をゆさぶり動かし人間の心をなやますのも生きた美しさがするのです
(香月泰男のひとば)
桂雪名誉会長作品 「大道無門」
矢田照濤先生お母様 小扇作品 「れんげ畑」
子供たちの作品。素晴らしい字ばかりです。
こちらはテーマを与えて、自由に子供たちが書いた書です「龍」、「雨」、「母」など。
このコーナーが私も池本も大好きで、すごく楽しんで字を書いている姿が目に浮かびます。
会場で偶然出会った縄田悠乃ちゃん♪
以前ガラス未来館に体験学習に来てくれた子です。書道を習ってもうすぐ5年だそうです♪
すごいな~。「七つの海」私にはこんなにしっかりとした字を書けそうもありません(汗)
子だもたちが自由に書いた文字で気にいったものを写真に撮っていて一番気に入っていた「雨」が実は縄田悠乃ちゃんの作品でした。(中央)
このブログ用の写真を選んでいるときに気が付きました。(驚)
将来有望ですね♪