ゴルフコンペのガラストロフィー
ヨーロッパ視察から帰国すると同時にガラス工房の溜まりあげた仕事に対応しているとあっという間に2週間以上が過ぎブログを更新できませんでした。(涙)
ようやくM.Mグラススタジオの制作や打ち合わせ等の仕事も回り始め、ヨーロッパ視察の成果といおうかチェコやドイツで見た素晴らしい伝統工芸的な作品が制作したくなったので、以前に注文を受けていた、ある会のゴルフコンペのトロフィーを吹きガラスで創ってみることにしました♪
吹きガラスの制作スタイルはベネチィアングラスなのですが、ヨーロッパの王朝では国を超えて献上され、珍重されていたようですので、多くのカップやセンターピース等を宮殿や寺院、お城で目にしました。と、まあ口で言ほど制作は簡単ではありませんが何とか完成したのでご覧ください♪
ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿内 宮殿で使用されていた食器 ガラスと銀製の工芸品
デキャンタやステムウェアー(ワイングラス)は吹きガラス技法で制作されていました。
と言う訳で、ゴルフコンペのガラストロフィー
クリアーなガラスにモール・ド・ブロー(型吹き)でカップとステムを創りました。
サイズ H:320×W:200×D:200(mm)
ガラスのステムは金を練りこんでゴージャスに♪(煌) 文字はサンドで深く掘り込みました。
ゴルフコンペは4回開催して各回の優勝者が5回目に本トロフィーの取りきり戦(優勝決定戦)を行います。こちらは各回の優勝者に授与される優勝カップのレプリカです。
ざっと1年ぶりのベネチィアンスタイルのブローの感覚をつかむのに多少時間がかかりましたが、何とか満足のいく作品ができました♪
来週は東京出張で~す。