木越あい・江波冨士子・中野幹子ガラス攻芸展を観に行きました。
多く予定していた打ち合わせや営業もこなし、東京出張も終盤です。ここで、今回の出張で楽しみにしていた三人の女性作家によるガラス攻芸展を観に来ました。「ガラス攻芸展?」「ガラス工芸展」でないの?と思いますよね♪ しかし「ガラス攻芸展」で合っているのです。この木越あいさん、江波冨士子さん、中野幹子さんは、3人とも器を創っています。これが恐ろしいくらい細かい仕事がなされていて、どの作品も装飾的です。およそ食材を引き立てるような感じではなく、機能美を追及している訳でもありません。器の形をしているのに器ではないのです。それは、それぞれの作家が美しさを求めて試行錯誤しているうちに、自然と器の様な形にたどり着いたようにも見えます。この自然な感覚が一流のアーティストなのかなとも感じています。また、それぞれが真摯にガラスと向き合っている様が作品からひしひしと伺え、ガラスと必死に戦っているように感じました。まさに「ガラス攻芸展」であります。本当に素晴らしい作品を見せて頂きました。
ガラス作品へ挑む戦いの場所は誰一人として同じものはないと思います。M.MグラスはM.Mグラスなりに必死にガラスに戦いを挑んで行きます。この展覧会で感じた潔さを私達も胸にガラスと向き合おうと感じました。展覧会初日にもかかわらず長く居座ってしまいましたが、木越あいさん、江波冨士子さん、中野幹子さんとお話しができたこと嬉しく思います。また展覧会があるときは観に行きますね♪
本当にありがとうございました。(感謝)
木越あい・江波冨士子・中野幹子 「ガラス攻芸展」
高島屋 日本橋本店 6階 工芸サロンにて
エナメル絵付け、サンドブラスト、カット、ムリーニ、グラヴィール、ありとあらゆるガラスの技法を駆使して挑んでいます。その戦いは決して楽な戦いでないのは観た瞬間に理解できます。感動します!
左から中野幹子さん、木越あいさん、江波冨士子さん素敵なガラス作家さんです♪
中野さん、江波さんは学生時代ともに富山のガラス造形研究所で学びました。
江戸切子の超有名なガラス作家 山田輝雄さんも展覧会に来られていました。
山田輝雄さんと作品について話しています。
打ち合わせも無事に終了。有楽町の阪急デパートにオープンしたばかりのメンズ館に勉強がてら寄ってみました。世界初の試みも多くあるようです。流石におしゃれな人ばかり来店されていましたね。(粋)
ショップの造り、ディスプレイはとてもおしゃれ。各所にアートらしき物も多数設置されていました。
帰りの羽田空港はもうクリスマスの装いです。
今年も残り少なくなってきたな~。