コルテオ福岡公演 ♪
先日、ダイハツコルテオ福岡公演を観に行ってきました。全団員オリンピックメダリストクラスのアーティスト達が身体芸術を繰り広げ、音楽、衣装、全てにおいて超一流の最高の舞台が繰り広げられるシルク・ドゥ・ソレイユの今回の演目が「コルテオ」です。
「コルテオ」とはイタリア語で「行列」を意味するようです。
公演は、ひとりのクラウンを中心に繰り広げられる祝祭のパレードで、それは楽しく陽気でありながらも、どこか儚く哀愁漂う世界で激しく情熱的な空気に包まれたかと思うと、次の瞬間静寂が訪れる。
愛すべきものたちに囲まれたクラウンを中心に繰り広げられる数々のドラマが、観る人の心に語りかける。
コルテオの世界にグッと引き寄せられる最高の舞台芸術でした。
私が初めてシルク・ドゥ・ソレイユの舞台を目にしたのは19歳のころ、もう20年も前の事です。
アトリエの先生に、サーカス観に行くぞ!と誘われ何も知らずに行ったのが「ファシナシオン」という演目でした。
その時はあまりのすごさに「すごい!」としか思いませんでしたが、時がたっていくつかの演目に足を運ぶうちにどんどん魅了され、本当にすごいアートだと感じています。
ストーリーや身体芸術が最高なのは言うまでもありませんが、出演者が演目をこなすだけではなく、観客に対するサービス、舞台セットの準備などあらゆる事を協力し舞台を成功に導く、その超一流の姿勢がたまらなく感動します。
私達ガラス作家もガラスを制作するだけではありません。
窯や道具を創り、展示するための台、そしてガラス制作。展覧会の時はガラスについて熱くお客様に語り展覧会を開催します。
「コルテオ」を観てものすごく勉強になりました。
5月にある京都での展覧会に向けて、さらなる演出を今から池本美和と練っていきます。
シルク・ドゥ・ソレイユ最高でした♪