書の稽古とガラス作品
昨日は今お世話になっています「書」の師匠、矢田照濤先生の教室に行ってきました。
本当は自宅で稽古をしてから先生に見ていただかなくてはいけないのですが、ダメな生徒で全然稽古が進んでいなく、その進んでいない状況にも関わらず先生と話がしたく会いに行ってしまいました。
実は最近の提案の中に字をモチーフにしたガラス作品を考えていまして、中国古典の基礎となる文字はどこからきているのかを尋ねた所、「拓本」と呼ばれる石碑に書かれた文字を魚拓のように写し取ったものがお手本になると教えていただきました。玄游書会の月刊誌にはその文字が掲載されていましたので「なるほどな~」と思っていたところ、「本物の拓本を観ると雰囲気が全然違うよ♪今度観においで」と矢田先生。稽古の時間をうまく使えていない私と池本のために拓本を用意して下さっていました。(嬉)
それは本当に綺麗で、印刷物で観るのとは一味も二味も違います。字を観ると言うよりは石碑から写し取った時の石材の表情や紙の持っている質感と言うか立体感と言うのか、はたまた墨の匂いと言うか、何とも言い難いのですが先生が仰っていた通り紙全体が作品で、一字一字を観るのを忘れてしまいそうなぐらい綺麗なものでした。
アートはどの様な形で私達に訴えてくるか解りません。だからいつでも受信できるようにアンテナを立てておかなければならないのです。この度、矢田先生が作ってくれた作品制作のヒントどんな形でつながって行くかな~。
矢田先生ありがとうございました。♪(感謝)
来月はしかり稽古をしてから教室に伺います。
矢田照濤先生からスペシャルプレゼント
先生直筆の今年の言葉を書いて頂きました。
言葉は自分で選ばなければいけませんでしたので、とても困りましたが・・・
西川はガラス作家として「一吹入魂」
つい体育会系なところがでちゃうんですよね。ホント暑苦しいですね(汗)
池本さんはどんなん言葉をリクエストしたかと言うと・・・
「輝き」の一文字。今年も一段と輝いてガラス作品の制作をするそうです。
池本さんらしいです。
先生ありがとうございました。