首都ベルリンの世界遺産と歴史建造物
ハンブルクから4時間以上かけてドイツの首都ベルリンにやてきました。経済情勢が不安定なヨーロッパにおいて唯一安定した成長を見せるドイツにおいてアートの需要はどのようになっているのか、美術館やギャラリー、工芸コンペなどの情報を視察して回る予定です。また、マイスター制(親方制度)をいろいろな物事に当てはめて生産性を高めている「ものづくり」を歴史建造物や工芸品、現代美術から感じ取りたいと思います。ベルリンは世界遺産の数が世界第4位と歴史的な建造物が多数あり、その街並みを大きく崩すことなく現代建築と融合させた都市計画は本当に美しく感じます。
ここでは主に世界遺産とその建築、工芸品を視察して回ります♪
DBベルリン駅はガラスでできたドームといった建築。
国際列車の行き来する首都の駅だけあって非常に美しい建築です。
ベルリンではウェスティングランドホテルに宿泊。 ベルリン随一の繁華街、フリードリヒ通り沿いにありブランデンブルグ門からテレビ塔まで延びるウンター・テン・リンデンの通りとの角にある老舗のホテルです。
ベルリンでの時間は2日間。ついた夜から早速視察に。「ブランデンブルク門」 ベルリンの壁崩壊時に再会劇のあった場所です。16年前に見た時のライトアップと違ってカラーLEDが使われていて、私的には軽いイメージでこのライトアップはあまり良い印象ではなかったけれど、この時はFestival of Lights 2011 期間中の特別ライトアップだったみたいです。通常は色が変わったりしない様です。(ホ)
ジーゲスゾイレ(戦勝記念塔) 塔の上からの景色はベルリンの街を一望できます。
ヴィム・ヴェンダース監督「ベルリン・天使の詩」の始まりのシーンで天使が勝利の女神像の肩に座って人間を眺めている様子を思い出します。今日も天使が来ていますかね♪
ジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)塔の上からの景色。道の端にはブランデンブルク門
シャルロッテンブルク宮殿 宮殿の美しさもさることながら実際に使用されていた工芸品が多数展示されています。展示方法が綺麗です。
ベルリンの壁 イーストサイドギャラリーには1.3キロの壁が残されています。
ペルガモン博物館 古代ギリシャ、ローマの貴重な作品群が展示してあります。
ヘレニズム期のギリシャ建築美術 どうやって持ってきたのか本物の遺跡を見ることができます。
ところどころに使われている神殿内の床のモザイクが素晴らしい!
イシュータル門 バビロニア王国の古都バビロンあった門で青色の釉薬を塗った瓦で覆われ想像上の動物シリシュのレリーフが並んでいます。ガラス化した釉薬の美しさを資料として池本さんが撮影。
発掘された古代ガラスも多数展示してあります。