金沢美術工芸大学 集中講義の準備

金沢美術工芸大学 集中講義の準備
ようやく涼しくなって、ガラス工房での作業もしやすくなってくると、西川は石川県の金沢美術工芸大学、工芸科で「ガラス素材の集中講義」に出向きます。工芸科の中でも金属工芸を専攻した学生達が対象です。いつも扱っている金属との違いや他素材であるガラスを経験する事で、より深く工芸や作品制作に見識を広める事を目的に講義をしています。
今日はその準備。何せ金属工芸の工房なのでガラス工芸の設備はほとんどそろってません。かなり大掛かりで、小さめの電気炉からステンドグラス、その他もろもろガラスの道具をすべて持っていきます。
しっかりとガラスの魅力を感じてもらいに来週から行ってきます。

私を大学に呼んでくださっている恩師や、卒業生達に会えるのも楽しみ♪

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ガラス集中講義の道具(ステンドグラス、バーナーワーク、吹きガラス)
一通りの道具と素材は準備して持っていきます。作業着や作業靴も忘れずに!

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何年か前に持っていったステンド用の板ガラスがだいぶ減ってしまったので、今年は新しく板ガラスを追加。今年の学生はラッキーだね!

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吹きガラスの授業で徐冷炉として使う電気炉。
毎年、往復1200kmの距離を8年間毎年、移動している自称「移動距離日本一」の電気炉。来年も金沢に行くことになれば、10,000km超えです♪

福屋本店美術画廊ガラス二人展の打ち合わせ。

福屋美術画廊ガラス二人展の打ち合わせ。
2009年7月に行いました広島の福屋本店美術画廊でのガラス二人展の次回開催の日程について、打ち合わせに行きました。
福屋でのガラス二人展は2年おきに開催をしており前回の展覧会で10年前目を迎えました。10年の節目と言う事もあて、第一美術画廊(一番広い空間)で開催をし、良い形で終える事が出来ました。
そこで、重要なのが次回の開催の内容と時期です。その打ち合わせのため、いつもお世話になっております美術画廊の方々に私達M.Mグラスの考えを伝え、また画廊サイドの御考えや、最近の状況等を伺いに行きました。
昨今の日本の時代の移り変わりは非常に激しく、美術工芸業界もこの1.2年で大きく様変わりをして、厳しい時代を迎えているようです。もちろん私達もひしひしと感じていた事ではありますが、嘆いていても何も始まりません。美術画廊と一緒になって良い作品を発表していくために、お互いの方向性はきっちりと話し合っています。
もちろんこの会議で大まかな方向性の確認は出来ました。「新しいガラス作品の提案は見はもちろん、手にとって(使って)楽しいガラス作品」この様なコンセプトで考えていこうと思っています。
時期についても今年中には決まると思います。その時はまたお知らせいたします。
なんだか早くも緊張してきました。(汗)

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西川 慎 ・ 池本 美和 ガラス二人展
2009年 福屋本店 美術画廊

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西川 慎 ・ 池本 美和のガラスの取り組みがわかる様なガラス作品の展示。
開催5回、10年目の展覧会でした。


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この時初めて広島福屋でガラス彫刻作品を展示しました。
次回はこれを超える企画にしなければいけません。
早くも緊張してきている半面、とても楽しみです♪

「TAO」ライブを観に行きました。

「TAO」ライブを観に行きました。
「TAO」ライブを大小さまざまな和太鼓を叩き奏でる、打楽器のコンサートと思ったら大間違い!
和太鼓と言う概念を超えて極限まで鍛え上げられた肉体のアーティスト達がパフォーマンスを繰り広げます。まるで、演劇を観ているように和太鼓の演奏一つ一つが何かのセリフのように聞こえ、舞台を縦横無尽に駆け回ります。そのエネルギッシュで躍動感のあるライブは、これまでにない新しい独自の世界が繰り広げられ、最高の舞台芸術として表現されていました。
とにかく、おなかの底、胸の奥まで響いてくる和太鼓の振動と、アーティスト達の身体能力、寸分違わぬその音とパフォーマンスを感じると、その裏に隠された膨大な練習量と意志の強さに感動せずには居られません。ホントに感動しました。最高です!
TAO「浮世夢幻打楽~弐の絵巻」ジャパンツアーは12月まで続くようです。山口県では下関や萩であと2回公演があるようです。広島や福岡の公講も入れるとまだまだ観れる機会がありますので、ぜひ調べてみてください。TAOライブ「浮世夢幻打楽~弐の絵巻」必見です。

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実は6年ほど前、TAOのアーティスト達がガラス工房に吹きガラスの体験に来て下さいました♪
その時に初めてお話しをして、ライブを観に行ってからのTAOファンです。
私達、ガラス工芸作家も腕っ節はなかなかのものなのですが、TAOのアーティスト達の二の腕、腹筋や背筋を間近で目にしたときは本当にびっくり、腹筋は仮面ライダーばりだった事を覚えています。
今回も久しぶりにTAOのアーティストを目にして、さらにひと回り多くきなっているように感じました。実際の体つきもそうなのですが、何よりもアーティストとしてのオーラがビンビン伝わってくるように思えました。
TAOは年々、評価も高まり、ブロードウェイ・ラスベガスの進出も間近のようです。
日本の舞台芸術の素晴らしさを世界に! 心より応援しています。頑張ってください♪

私達M.Mグラスも作家としてのオーラを磨かなくては!

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TAO「浮世夢幻打楽~弐の絵巻」ジャパンツアー2010
グッズのグッズ売り場もすごい人でした。以前はメンバーが出てきてくれていたので、ブログの写真にと待ち構えていたのですが、流石に最近は出て来られないようです。(残念)

大谷山荘 別邸音信 ガラス作品

大谷山荘 別邸音信 ガラス作品
大谷山荘の別邸「音信」がオープンの時より作品を扱っていただいています。
多くの骨董品や萩焼などと一緒に現代ガラス展示していただけることになり、作品を定期的に納めさせて展示販売をして頂いております。この夏も多くの方々がご宿泊になられ、その記念に私達、M.Mグラススタジオのガラスの器や花入れをお買い求め下さいました。「音信」で西川慎や池本美和のガラス作品をご覧になられ、そのまま山陽小野田のガラス工房までお越しになられたお客様も何人かいらっしゃいました。
嬉しい限りです!
ようやく9月に入り、忙しい夏休みも終わって大谷山荘スタッフの皆様も一段落したのではないかと思い、いつも送りっぱなしになっていた作品や展示の様子を拝見させていただこうと、「音信」へ行きました。
西日本で一、二の高級旅館だけあって作品のあるロビーからの空間の雰囲気はなんど訪れても最高です。同時に作品の展示も素敵にセットしてありました。私達の分身であるガラス作品を安心して任せる事が出来ます。本当に作家冥利に尽きます。
また、担当の方にお客様の反応やご要望等をお伺いして今後の提案の参考にとお話もさせていただきました。より「音信」の空間のイメージを大切にし、よりお客様の心(旅や宿泊の思い出)に残るより良いガラス作品を制作提案したいと思います。

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大谷山荘の別邸「音信」 超高級空間です。
大谷山荘さんとのお付き合いは4年前に本館8Fのギャラリー「月の風」で西川・池本と二人展をさせて頂いたのがきっかけです。その後「音信」のオープン時にも作品を使っていただきました。

ちなみに、大谷山荘本館、音信どちらのBarでも、ご注文の種類によっては、M.
Mグラススタジオのグラスでお酒が楽しめます♪

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ガラス作品の展示スペース(手前の棚と奥の棚)
手前の棚は花器やグラスなどの日常使いのガラス作品が展示してあります。
この棚の裏には、先代女将さんが、世界中を旅してした際に買い求めた骨董品や工芸品、現代の作家さんの作品が並んでいます♪

ガラス記念品の制作

ガラス記念品の制作♪
ようやく8月も終わり一段落と言いたいところなのですが、M.Mグラススタジオではせっせとガラスの記念品を制作しています。一向に暑さは弱まる事もなく、うだるような暑さの中での吹きガラスの作業は非常に過酷です。最近のニュースでは「熱中症に注意を」と頻繁に呼び掛けている中で、暑いのを解っていて1200度の窯の前で作業をしているのですから、絶対に熱中症にはかかれません!もし、病院に搬送でもされたら、絶対に怒られちゃいますよね。そんなわけで十分に熱中症対策をしての作業です。
終盤戦になり、作業もだいぶ乗ってきてチームの流れも良い感じ♪
さあ、もう少しみんなで頑張りましょう。

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ガラス記念品の制作風景
後ろの「ヨシズ」もこの夏は大活躍。日は遮って風は通す、昔の人はすごいな~。

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作業もだいぶ乗って来たので少しは余裕が出てきたかな。
チームの流れは良い感じ。しかし暑いです。

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ガラス記念品の制作もあともう少し。並べると、かなりの量を制作したように感じます。
しかし、ここに並んでいるだけでは、まだ半分以下です。(汗)
せっせと吹きガラスの作業、ガラスの加工、頑張りましょう!

ガラス作品設置場所の見学

ガラス作品設置場所の見学
M.Mグラススタジオで制作したガラス作品の設置は必ずしもガラス作家本人がする訳ではありません。建築サイドが行ったり、ギャラリーやデザイン事務所の専門の方にお願いする事もあります。今は設置をお願いする事が多い程です。
作品の展示場所も公共のスペースならいつでも見学に行く事が出来るのですが、マンションやホテルなどは建築そのものが完成してしまうと、固有の財産になってしましますので二度と実物を見る事が出来ない事もあります。
今回もそんな設置場所でしたので実際の空間ではどの様に見えるのかな~見たいな~と思っていたら、特別に見学会を開催していただける事になったので一路大阪へ。
しかし、この日は夕方から用事があったので、あえなくとんぼがえりとなりました。
大阪での滞在時間は4時間ほどでしたが、それでも西川、池本、二人の作品に久々に再会、その他の作家さんの作品も多数見学が出来、会場にいらしていた作家さんとも交流が持てました。(嬉)
いろいろな思いでいろいろな作家達が空間に安らぎや高級感を与えていて、やはり建築空間にはアートが必要だ!と再認識する事ができたように思います。
今は設置場所のブログや写真で公開はできませんが、許可がおりたらまた掲載したいと思います♪

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大阪、ガラス作品設置場所の見学に
ブログの掲載用の写真を撮っていない事を帰りの新幹線で思いだし新幹線の窓からパシャリ!
(大阪のどこかもわりません)
今だブログの写真を忘れてしまがちです。(涙)

現代ガラス作家16人

現代ガラス作家16人
「表現の差材=ガラスのかたち」金子賢治先生とアーティストによるトークセッションも終了し、会場をギャラリーに移して、簡単なオープニングパーティーが行われました。
さすがに第一線で仕事をしている現代ガラス作家さんばかりですので、トークセッションや展覧会にお越しになられるお客さまも、ガラス作家さんが初日は多い様です。
久しぶりにガラス先生や先輩、作家仲間に会えて活動の近況を楽しく話しました。西川も池本も意外とミーハーなところがあるので、作品はもちろん知っていても、なかなか会う機会のなかったガラス作家さんも今回初めてお会いする事が出来た作家さんと写真を撮りまくり!(嬉)
ガラス工房の事や制作活動についても伺ってみたりして。
また、建築関係のお客様とも「表現の差材=ガラス」について建築側から、私も作家側からトークセッションに参加したアーティストとは違う切り口から話をしてみたりと、あっという間に2時間が過ぎ、さらに金子賢治先生、渋谷良治先生、生田丹代子さん、ギャラリーの方、数名の若手作家さんとで二次会に、本当に楽しい時間でした。
独立して工房を構えるとどうしても二人で行動する事が難しくなり、西川一人で行動する事がほとんどでした。池本には工房の管理を任せていましたので、ガラス作家との交流の機会があまりありませんでしたので、今回の展覧会に参加させて頂き、多くのガラス作家との出会いと再会は新たな制作の糧になりそうです。明日も注文のガラス作品を制作します♪

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神代さんのガラス作品の技術について聞いています。
左から 渋谷良治さん、阿比留省吾さん、池本美和さん、神代良明さん

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左から またまた渋谷先生、大村俊二さん、西川慎、東京藝大ガラス研究室の藤原先生

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ガラスオブジェ展の推薦人 金子賢治先生とツーショット。
最近、大活躍のツールiPadお揃いです。

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池本、憧れの現代ガラス女流作家 (中央:木越 あいさん 右:奥野美果さん

3人とも女性らしい素敵な作品を創造るガラス作家です。

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憧れのガラス作家 生田丹代子さん
建築空間におけるガラス作品(ガラス彫刻)を提案し続けている一流作家。

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2次会が終わって地下鉄の改札で、渋谷先生と。間から金子先生。
ホント楽しかったです♪
渋谷先生、肩の手は何ですか~
やはり憧れのガラス作家狩野智広さんと田嶋悦子さんのツーショット写真が撮れませんでした。(涙)

ガラス作家 16人展

ガラス作家 16人展
「16Artistsガラスオブジェ展」がオリエアート・ギャラリーで開催されました。
前日の搬入時のざわついた感じと打って変わってとても、雰囲気良く展示が完了しています。
この企画展では建築空間のアートプロデュースを専門に行っている㈱織絵(オリエアート・ギャラリー)がアートの需要創造により積極的に取り組むために16人のガラス作家を金子賢治先茨城県陶芸美術館 館長・元国立近代美術館 工芸工芸館課長)の推薦によって集められました。どのガラスアーティストも各々が持つ様々な表現や技法を用いて現代ガラス今を提示しています。
私達M.Mグラススタジオの西川慎・池本美和、両名とも大型なガラス彫刻作品を展示、出品しています。ぜひ、お近くにお越しの際はご観覧ください♪
また、今夜は「表現の差材=ガラスのかたち」と題して金子賢治先生とアーティストによるトークセッションも開かれました。
第一線で活動する現代ガラス作家がどの様に素材としてのガラスをとらえているのか、伺う事が出来る滅多にないチャンス、非常に楽しみです。作家は・狩野智宏・神代良明・渋谷良治・田嶋悦子さん達です。どの作家さんも日本を代表する作家です。話はもちろん金子先生から「ガラス素材を選択し(限定して)表現する事を選んだきっかけや理由」の投げかけから始まり、一人ひとりがガラス素材の向き合い方やガラスとの出会いを述べられました。これはこれで非常に興味深い話だったのですが、この事よりも、やはり「表現の差材=ガラスのかたち」です。日々のガラス制作(運営、活動等)から導かれるもの、教育現場から導かれるもの、他素材とのコラボレーションによって導かれるもの、新しいガラス表情や素材から導かれるものと、多方面からの視野で話は進みました。これだっと言う結果は当然出るはずもありませんが、ガラス素材に対していろいろな思いを感じる事は出来たように思います。
もちろんトークセッション時点での結果は「ガラスはまだまだ多くの可能性がある!」と言う事でした。
当たり前のことだけれども、当たり前のことを、こうも真剣に語る機会がどれだけあるだろうと思い解せば、さらに深く考えさせられます。トークセッションの意味がここにあったようにも思えます。
私的には、現代の社会の中でいかにガラス作品自身が生きていくかと言う事が重要だと考えています。空間や環境によって表現されるガラスの形はさまざまに変化し、その空間があって初めてガラス素材が生きている事を確認できるそんな「ガラスのかたち」を理想とし日々の制作に励んでいます。
山口のガラス工房で制作をしてばかりいると他のガラス作家さんと会って話をする機会が少なくなります。この展覧会に参加する事で、多くのガラス作家の先生、作家仲間、後輩たちに再会できたこと、オリエアート・ギャラリースタッフの皆様に感謝致します。
展覧会の期間中よろしくお願いいたします。

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金子賢治先茨城県陶芸美術館 館長・元国立近代美術館 工芸工芸館課長)
初めて銀座での個展の際、会場に足を運んでいただいたのが金子先生との出会いです。
あれから15年以上経ちました。
私達のガラス
作品は継続してご覧頂いてくれていたようです。(嬉)
 

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左から ガラス作家・神代良明さん・渋谷良治先生(富山ガラス造形研究所時代の恩師です。)

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左から ガラス作家・田嶋悦子さん・狩野智宏さん
お二人との一度お会いしたいと思っていました日本を代表するガラス作家さんです。

ps:この後のオープニングパーティーの内容は後日、掲載致します。

16Artistsガラスオブジェ展 搬入

 16Artistsガラスオブジェ展 搬入
明日からオリエアート・ギャラリー
始まる「16Artistsガラスオブジェ展」搬入のためガラス作品設置に来ました。何日か前に発送したガラス作品は無事に到着、木箱のまま所定の位置に置かれておりました。
今回のオブジェ展での西川作品設置場所は玄関正面、自然光も入るとっても良い場所を選んでいただきました。池本作品も西川作品のすぐ横に展示ができるように、展示台がセットされており、バランス良く設置できそうです。あとは木箱から取り出して設置をすれば完了。
まぁ、ここからが一番重要なのですが、そこはいつものごとく素早く展示、クリーニング、ライト(光の調整)をして明日のオープニングに備えたいと思い作業をしていると「こんにちは~」と渋谷良治先生。明日のオープニングでお会いはできると思っていたのですが、一日早くお会い出来ました。渋谷先生も作品の事が気になって前日にチェックにこられたそうです。ガラス作品はちょっとした向きの違いや光調整で見え方が大きく変わります。ガラス作家に限らず、ものを創造する仕事をする人であれば誰しも気になるところでしょうね。
搬入の途中で、渋谷先生と懐かしい富山の話をしたり、新しい仕事の打ち合わせが入ったりとバタバタでしたが、そんなこんなで西川・池本ともにガラス作品無事に設置完了。明日のオープニングには多くのガラス作家さんがお越しになる予定になっているようで、とても楽しみです♪

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西川ガラス作品「海の上の風」
絵画のように壁に設置してあるガラスレリーフ作品です。
オリエアート・ギャラリー 入口正面

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池本ガラス作品「記憶の羽音」
後ろの壁に映る光と影がとても良い感じで展示が出来ています。

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西川ガラス作品「深い海の間」
中心にステンレス制のパーツが深い海をつないでいます。

ガラスオブジェ展(オリエアート・ギャラリー)

 ガラスオブジェ展(オリエアート・ギャラリー)
明後日から東京出張です。
8月20日から始まる「16Artistsガラスオブジェ展」の搬入とガラス作品の設置のため
オリエアート・ギャラリーに向かいます。今回の展覧会は、茨城県陶芸美術館 館長(元国立近代美術館 工芸工芸館課長)の金子賢治先生推薦の16人のガラスアーティストが様々な表現や技法を用いて現代ガラスのあり方を提示する企画で、 M.Mグラススタジオの西川慎・池本美和、両名ともに大型なガラス彫刻作品を展示、出品します。初日には「表現の差材=ガラスのかたち」と題して金子健二先生とアーティストによるトークセッションも開かれ、現代ガラス作家の最前線で活躍する作家先生方の意見、近況のガラスアートの実態などもお伺い出来るかも。また、その中には富山ガラス造形研究所でお世話になりました渋谷良治教授もいらっしゃいます。お会いできるのも楽しみです♪

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バックのイメージ写真は西川慎ガラス作品です。
16Artistsガラスオブジェ展 DM1

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16Artistsガラスオブジェ展 DM2
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

会期:2010年8月20日(金)~31日(火) 
    10:00~18:30 / 日曜休み / 最終日は17:00まで
出品作家 ・新井幸代・生田丹代子・池本美和・植木寛子・扇田克也・大村俊二・沖文・奥野美果
       ・狩野智宏 ・神代良明・佐々木雅浩・渋谷良治・田嶋悦子・西川慎・松村明那・宮崎匠悟
会場:
オリエアート・ギャラリー 東京都港区北青山2-9-16AAビル1F
    TEL:03-5772-5801 FAX:03-5772-5803
    東京メトロ銀座線「外苑前」北口3番出口より徒歩3分