ガラス工芸特別授業 小野田工業高校 定時制
毎年夏の終わりに小野田工業高校 定時制のガラス工芸特別授業を行っています。地域の産業や文化歴史を知るための授業として4.5年前から始まりました。小野田はセメントに代表されるように窯業の町として栄え、民間で初めてのセメント工場(現太平洋セメント)が出来た場所です。つまり窯を使う産業と文化の融合としてガラス工芸、ガラス文化を知って頂くために私達M.Mグラススタジオが小野田に設立した訳です。ですから、工業高校の生徒や先生方にガラス工房で勉強していただくのは当初の目的と一致して、とても良い機会です。と言っても多感な時期の工業高校の生徒達。あっさりガラス文化に触れあってくれそうもない風貌です。しかし、いざガラス工芸の体験授業が始まると何とも素直にガラス素材と触れ合ってくれています。(嬉)
1年生から4年間、毎年違った技法のガラスに触れて今年度卒業する生徒が「来年はプライベートで遊びに来ます♪」なんてかわいい事を言ってくれる奴も居ました。定時制なのでスタッフも夜の8時、9時まで生徒たちと一緒に作業をして楽しかったみたい♪ 夏の終わりに良い二日間の出来事でした。
小野田工業高校の先生方と生徒さん、ガラス未来館、M.Mグラスのスタッフありがとうございました。(感謝)
3.4年生はステンドグラスを制作
ガラスのカット、研磨、カッパーテープ貼り、半田付けと全ての工程を自分で制作してガラス作品を制作します。(真剣!)
1.2年生はサンドブラストとエナメル絵付け。
細かい絵柄にするとかなりの時間がかかります。今年もこだわっている生徒が何人かいるな~。
小野田工業の授業が終わって一安心。
しかし、台風が日本に接近しているみたい。海べりのガラス工房は風も大分強くなって来たので、池本さんが大事に育てているお花を飛ばされないよう工房内に避難。
ホットショップ(吹きガラス工房)がお花屋さんみたいになって綺麗でした。(華)