ガラス作品の搬入 ホテルサンルート徳山
県内で多くの店舗デザイン、サインデザイン等を手掛けるデザイナー白井紀行さんがホテルサンルート徳山の結婚披露宴会場のリニューアルに合わせ空間デザインをされました。
白を基調とした空間に、ホテルサンルート徳山らしい彩りを加えると言うコンセプトからM.Mグラススタジオの作品を選んで頂き、昨日ガラス作品の搬入をしました。
結婚披露宴会場の名前は「Cotton Rose」コットンローズは白い花で蓮の仲間である事、ホテルサンルート徳山の地域性としてシーサイドであることをテーマに作品を制作を依頼されました。
また、結婚披露宴会場という事から二人の作家の共同作業、つまり西川慎と池本美和の二人のデザインでガラス作品を制作してほしいと課題を与えられました。
メインブロワーとアシスタントとして常日頃共同制作をしているのですが、両名のデザインでの制作はほとんどありません。
なぜかと言えば、当然意見がぶつかり大バトルが勃発するからです。
案の定、「大バトルが勃発!(笑)」ああでもないこうでもないといろいろ議論をして、結局ガラスの色と表情を池本美和が、形と大きさを西川慎が担当し制作することになりました。
しかし、多く議論を交わし制作を続けると必ず良い結果がガラス作品に現れます。
施主、デザイナー、作家の間にも似たような意見の交換が繰り広げられることで、思いや、空間が創り上げられ、この度も三者ともに満足できたのではないかと思います。
たくさんの人の思いが集まってできたこの空間「Cotton Rose」がこれからより多くの方たちが喜びの中で使用して頂ければと思っております。
西川 慎
海の記憶 h:1180×w:190×d:190(mm)
バックカウンター棚 吹きガラス作品―ゴブレット―
「Cotton Rose」 白井紀行さんデザイン